では続いて、野球部対抗競技大会です。オフシーズンとなるこの時期、基礎体力アップのトレーニングに励んでいる高校球児たちがその成果を競いました!きのう行われた、ボクシングの世界ユースタイトル戦と合わせてごらんください。
県内の球児たちが、日頃のトレーニングで鍛えた基礎体力を競う野球部対抗競技大会。今年は、宮古・八重山会場を合わせ58校が参加。3段跳びや、バッティングなど8種目に挑みました。
来たる春、夏に向け、球児たちは、冬場の厳しいトレーニングに励んできました。
球児たち「自分は腕がつきました」「腹筋100回くらい毎日」「毎日20回から30回をめどに腕立て伏せをやっております」
ことしの競技大会注目は4連覇を狙う糸満高校、力強いバッテウィングを披露しました。さらに、秋季大会で頂点に立ち、勢いに乗る美来工科は、この冬走り込みも強化し、春も連覇を狙います。
美来工科・主将「秋も取ってその勢いでしっかり競技力大会も上位目指して頑張りたいなと思います」
各チームの意地がぶつかり合い盛り上がりを見せるのは1800メートルリレーです!予選を突破した10チームが決勝で雌雄を決しました。前半リードしたのは、前原。そのあとを沖縄尚学が追います!
実況嘉手納高校・高安剛さん「前原がここえきてまた差を広げる!その差4メートル!」
スタートから順調に1位をキープした前原!しかし!
実況嘉手納高校・高安剛さん「アンカーになります!沖縄尚学アンカーが早いぞ!抜いた!」
白熱のレースは、沖縄尚学が1位でゴール!夏の頂点を見据えた球児たちの闘いはすでに始まっています。
「沖縄から世界へ」をテーマに県出身のボクサーたちが挑み続ける舞台「MUGEN」
3-0の判定勝ちをおさめた小谷将寿、再挑戦を誓った翁長吾央など、8人の県勢選手がリングに上がりました。その中で、世界ユースタイトルに挑んだのが、那覇市出身の荻堂盛太。
ユースタイトルは、有望な若手ボクサーだけが挑戦でき現在世界で活躍するボクサーたちも獲得してきた「世界への登竜門」といえるタイトルです。
荻堂盛太選手「3Rで勝ちます」
自身初のメインイベントの舞台に上がった荻堂。KOを宣言した第3R。カウンターからの得意の左で相手の顔面をとらえます。予告通りのKOとはなりませんでしたが、ランキング上位の格上に対し、引けをとらないボクシングを展開します。
ところが、右目の上を切るアクシデント。目の上を切るのは初めてだったという荻堂は動揺からか、その後勢いが失速。7R終了時の途中経過で、0-3と劣勢に。
それでも終盤。捨て身の猛ラッシュ。最後は執念でドローに持ち込んだ荻堂。再戦での勝利を誓う1戦となりました。
試合後に荻堂選手は「もったいなかった」と言葉をこぼしました。ぜひ次、再戦して勝利を飾ってほしいと思います以上スポーツ部でした。