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米軍はオスプレイの空中給油訓練を6日にも再開させると発表し、日本政府もこれを容認しました。
菅官房長官は「米側がとった再発防止策について、事故防止に有効と認められる対策を幅広くとっているものと認められた」と話していました。
訓練再開について政府は、米軍側から搭乗員の教育や地上でのシミュレーションが完了したとの説明があり、日本政府としても容認したことを明らかにしました。
これを受け沖縄防衛局は県庁や事故現場となった名護市安部区にも説明に訪れましたが、住民からは納得いかないとの声があがっていました。
名護市安部区の當山真寿美区長は「住民の不安を募らせるばかりだと思う。まずは第一に住民の不安を取り除いて頂いて、それから進めていってほしいと思う」と話していました。
一方、海での作業が再開されている辺野古では、新基地建設に反対することし初めての県民集会が開かれました。ゲート前で阻止行動に参加している女性は「普通にワジワジーします。何も考えていないのかと思いました。とにかくやりたい、とにかく進めたいみたいなやり方だ」と話し、別の男性は「こんな危ない練習を向こう(海外)でやれって言いたい」と話していました。
先月の事故から1カ月も経たない中での一方的な訓練再開に、県内で反発の声が高まるのは必至です。