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子どもの貧困対策に取り組む「沖縄子どもの未来県民会議」は、このほど、児童養護施設などで生活し進学が困難な生徒に奨学金を給付することを決めました。
この奨学金事業は、県が設置した「沖縄子どもの未来県民会議」が、県民からの寄付を財源に今回初めて実施するものです。
対象となるのは、2016年春から児童養護施設や里親家庭を出て、大学や専門学校への進学を希望する生徒で、9人の応募があり、選考の結果全員の給付を決めたということです。
これにより、入学金のほか在学中の授業料の全額が給付されることになります。
県民会議では今後もより多くの県民に協力を呼びかけています。