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辺野古の埋め立て承認を巡る裁判で、県の敗訴が確定したことを受けて、翁長知事は27日午後、承認取り消しを取り消す方針です。

今月20日、県の敗訴が確定した最高裁判決を受け、翁長知事は午後にも、辺野古の埋め立て承認取り消しを取り消す方針です。

翁長知事の最終的な決済を経て午後にも、取り消しの文書が沖縄防衛局に郵送される見通しで、文書の到着をもって、1年2カ月ぶりに埋め立て承認が復活します。

また県は、工事再開を前に国との事前協議の再開を求める文書も送る方針ですが政府は27日にも、海上にフロートを引き出すといった作業を再開させるものとみられています。

一方県庁には、朝早くから市民らが詰めかけ、「最高裁判決に強制力はない」などとして翁長知事に承認取り消しを取り消さないよう求めました。

また県の担当職員に対し、翁長知事に埋め立て承認を撤回するよう要請しました。