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辺野古移設をめぐる裁判で県側敗訴の最高裁判決が出たことを受け、翁長知事は「これからが私たち沖縄県民の踏ん張りどころ」だと述べました。
翁長知事は20日夕方に会見を開き、最高裁の判決について「問題点の多い高裁判決を容認した」ものであり「深く失望し、憂慮している」と批判しました。その上で、判決には従い埋め立て承認の取り消しを取り消す方針を示しましたが「沖縄県民は、日米両政府が辺野古新基地建設を断念するまで戦い抜く」と述べ、今後もあらゆる手段で移設を阻止する考えを示しました。
翁長知事は「今まさに新しいスタートに立ったなと。これからが私たち沖縄県民の踏ん張りどころ、力の出しどころだという風に思っております」と話していました。
一方、翁長知事は22日に政府が主催する米軍北部訓練場の返還式典には出席せず、市民団体が開催するオスプレイ事故の抗議集会に出席すると表明しました。