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名護市安部の夜の静寂を破り、13日の夜に墜落したオスプレイ。現場には、4つにちぎれ、原型をとどめないほど大破したオスプレイの姿がありました。さらに、救難に向かった別のオスプレイ1機も車輪が出ず、胴体着陸。事故は一晩に2件も起きていたのです。
安慶田会見「県民や人員に被害を与えなかったもので、感謝されるもので、表彰されるものだと言っていたからね。とんでもない感覚だなと」
アメリカ軍の司令官は、抗議に訪れた副知事に対して、むしろ民間人の被害を出さなかったパイロットは表彰されるべきだと詰め寄りました。
ニコルソン会見「事故は遺憾に思うが訓練は遺憾に思わない」
訓練は非常に重要で、オスプレイは必要不可欠な飛行機だと強調したアメリカ軍のニコルソン四軍調整官。その視線の先には、ついに現実のものとなった事故に不安を募らせる県民は映っていないかのようでした。
そしてきょう、オスプレイの飛行再開を告げるため沖縄防衛局の中嶋局長が県庁を訪れました。
中嶋沖防局「(Q:オスプレイ飛行再開について説明?)ちょっと通してください。(Q:県民に説明しないのか?)県庁に説明致しました!」
照屋守之自民党県連会長「冗談じゃないよ、あんた。何で国が再開を認めるのかっていう話しですよね。何で県民の立場を考えない。飛ばしてまず、県民の理解得るのが先じゃないの。違うか」
翁長知事「(Q:政府が容認したが)もうそういう政府は相手に出来ません。法治国家ではない!」
稲田防衛大臣「不時着水事故の状況、原因、脚部故障への対応に関しては、これまで米側から得た情報等に基づき、防衛省・自衛隊の専門的知見に照らせば、合理性が認められます」
稲田防衛大臣「(Q:1週間経たないうちでの飛行再開となったことについては?)・・・(答えず立ち去る)」