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一方、その在沖アメリカ軍のトップ、ニコルソン四軍調整官がパイロットを称賛する発言をして波紋を広げています。
ニコルソン四軍調整官は「今回の若いパイロットを誇りに思う。彼は昨夜素晴らしい決断をしました。疑いようもなく、彼の行動は多くの命を救いました。沖縄県民だけでなく、海兵隊員の命もです。我々は若いパイロットの訓練の成果と素晴らしい決断を誇りに思うべきです」と話しました。
また記者からの「沖縄県民は大変大きな不安と恐怖を感じているが謝罪の言葉はないのでしょうか」という質問に対しては、「副知事ともお話ししましたが、我々はパイロットの行動を誇りに思っています。この若いパイロットの行動、決断は、決して沖縄の人を危険にさらすものではなかったのですから」と話しました。
ニコルソン四軍調整官は、事故について抗議した安慶田副知事に対しても「パイロットは県民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」と発言し安慶田副知事が怒りをあらわにする場面も見られました。また安慶田副知事は「県民や人員に被害を与えなかったので、(パイロットは)感謝されるもので、表彰ものだと言っていた。とんでもない感覚だなと。植民地意識丸出しだなという感じがした。謝罪と言うのは全くなかった。もう態度はむしろ逆に、何で抗議に来たという話でした」と話していました。