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宜野座村城原区の集落上空で12月6日、アメリカ軍のオスプレイが物資をつり下げて訓練しました。
こちらの動画は6日、宜野座村城原区で撮影されたものです。物資をつり下げて、住宅の上空を通過するオスプレイの姿が鮮明に映っています。
城原区の崎濱秀正区長によると手持ちの測定器で100デシベルを超える騒音も3回ほど確認されたということです。動画が撮影された泉さんの自宅には10月末に沖縄防衛局によって住宅上空を飛行しないようアメリカ軍に警告する新たな航空標識が設置されたばかりでした。
城原区に住む泉忠信さんは「着陸帯が近いために、耳を裂くような音。何を積んでいるかわからないし、(ロープが)切れたらどこに落ちるかと。家の近くを飛ぶ時は、横ぶれしているので、恐怖を感じる」と話し、城原区の崎濱秀正区長は「(抗議に)行っても、しばらくは止むが、また同じように繰り返される。このことに対して、腹立たしいというか、馬鹿にされているというか、住民の言うことは、全然聞いていないという憤りでいっぱい」だと話しました。
この事態を受け沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長は、さきほど、県庁を訪れ安慶田副知事に沖縄防衛局としての対応を説明しました。
沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長は「安全第一になりますし、騒音もございますのでそういった被害は極小化できるようにやっていこうと」話すと、安慶田副知事は飛行が遵守されていない現状を指摘した上で返還を予定している北部訓練場周辺の今後についても強い危惧を示しました。
安慶田副知事「高江だって、訓練するから、返されたところを飛ぶかどうかも確認できない」と話していました。