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11月19日、宮古島市の池間小中学校で、宮古上布の原料となる、苧麻を使った卒業証書作りが行われました。
これは、島の伝統文化を学校生活の記念に残してもらおうと行われたもので、来年春に卒業する小学6年生と中学3年生、あわせて9人が参加しました。宮古上布の原料となる苧麻は、自分たちで育て、刈り取ったもので、11月19日は、地域の人と一緒に紙漉きの作業が行われました。
木の枠をゆっくりと動かし、ちょまの繊維から紙を作りあげていきます。
参加した中学生は「すごく思い出に残る一枚になったかなと思います」と感想を話していました。
出来上がった手作りの卒業証書は、来年3月の卒業式で一人ひとりに手渡されます。