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普天間基地所属機の訓練の一部移転先としても候補にあがっている鹿児島県の馬毛島について、政府は11月18日、空母艦載機の着陸訓練を目的とした土地の不動産鑑定業務の入札を公告しました。島の買収へ向けた動きとみられます。
18日に公告された一般競争入札の要項では、「空母艦載機着陸訓練が実施可能な、自衛隊施設用地」を検討するとして、馬毛島の土地約744haを鑑定評価する、としています。
タストンエアポートの立石勲会長は「(売買契約に向けて協議を始める同意書を結んだということでよろしいんでしょうか。)はいそうです。お互い鑑定を防衛省のほうでもやる。私どもでも鑑定士をつけてお互い鑑定をしようと」と取材に答えました。
一方、馬毛島の周辺の自治体は訓練移転に反対しているほか、島内の港の利用権を持つ漁業者らも土地の転売に反対し裁判を起こすなどしています。