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知的障害者の自立と社会参加を目指した特別支援学校の技能検定が、県内で初めて行われました。
技能検定は、特別支援学校に通う生徒の就業に対する意欲向上を図るため、県教育委員会が2016年に初めて行ったもので、8つの特別支援学校から63人が参加しました。
検定では、喫茶のサービスを審査する「接客」とテーブルを拭いたり、ほうきやモップで掃除する「メンテナンス」の2つの部門にわかれ、生徒たちが5分以内の制限時間で実演を行いました。
審査にあたるのは、その業界で働くプロ。挨拶や身だしなみ、さらに仕事のあとの片付けまでを厳しくチェックします。審査の結果、1級から10級の認定証が発行されるということもあり、生徒たちは日ごろの練習の成果を発揮しようと集中して取り組んでいました。
生徒たちは「緊張して言葉とか飛んだりしました。」「自分の中では90点かなと思います。100点満点になるまでもう少し頑張りたいと思います。」「将来は技能検定を生かしてスーパーとかで働いてみたいなと思っています。」などと話していました。
次回は2016年2月9日に開催される予定です。