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Q+スポーツ部 リーグ後半戦 コラソンの戦い

日本ハンドボールリーグ・琉球コラソンです。新体制でスタートした今シーズンもきのうから後半戦。これまでの戦いを糧に、勢いをつけたい1戦に臨みました

リーグ前半戦を終え4勝3敗1分け。全9チーム中、6位。それでもプレーオフ圏内まで僅差につける琉球コラソン。今シーズンから選手兼監督として指揮を執る水野裕紀監督も、前半戦の手ごたえを感じていました

水野裕紀監督「(Q.きょうから後半戦ということになるんですけども、前半戦を終えてその手ごたえはいかがですか?)『最初は本当に自分たち通用するかな』という状態でスタートしたんですけども、十分戦えるというのがわかったので。」

水野裕紀監督「ことしは今までのコラソンと違って得点力というものが全然違うので、台湾出身の趙はチームの中心として、彼がいるだけでも相手に対するプレッシャーにもなりますし、そこに今年大崎電気から移籍した石川、良い状況判断の中でプレーしてくれているので、キーマンとしてあげるならこの2人だと思いますね。」

前半戦の手ごたえを生かし、勝って勢いをつけたいリーグ後半のきのうの試合。しかし、コラソンは序盤からミスを連発します。頼みの綱である趙も徹底的にマークされ、思うようにプレーができず、前半無得点。

残り10分で、途中出場の名嘉真吾やルーキーの牧山仁志の得点などで追い上げるも、5点差で前半を折り返します。

水野監督「たった10分しかハンドボールしていないよ、自分たちでやっているの。残り20分捨てたようなもんだよ。全然勝ってるからその10分間は、しっかり自分たちでやることを統一して1個1個。」

もう一度チームプレーを確認しあったコラソン。しかし後半になっても、息が合いません。すると逆に大同特殊鋼に連続得点を許します。

試合終盤には石川、抑えられていた趙も得点しましたが、連続失点の傷は大きく、その差を縮められず。キーマンの不発に、連携プレーのミスが響いたコラソン。巻き返しに、もう一度立て直しが求められます

水野監督「1試合通してやりたいことが、ほとんどできなかった試合だったかなと思います。まずは自分たちのやること、そこをもう1回統一してやっていきたいと思います。」

水野監督は「ファミリアの前でもうこんな試合はしない」と強く語っていました。これからのホーム2連戦で、しっかり見せてほしいと思います。