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機動隊員による差別的発言を巡り、県議会の総務企画委員会は、発言に抗議する意見書案などについて議論しています。
25日の委員会では、与野党の委員が発言に至った背景などを質したのに対し、県警の重久真毅警備部長は、経緯を含めた事実関係を説明した上で改めて「不適切な発言だった」と謝罪しました。
説明の中で重久警備部長は、発言は許されるものではないとしながらも、反対する市民から、「お前らは犬だから言葉はわからない」「トラックに轢かれて死ね」といった厳しい言葉が機動隊員に向けられている現状を、説明しました。
このあと委員会では、発言に対する意見書案や抗議決議案が議論されましたが、文案について与野党間で調整がつかなかったため、26日に改めて委員会を開くことになりました。
26日以降、文案を調整して、28日に開かれる見通しの臨時議会で、可決されるとみられます。