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10月26日前夜祭、そして27日に開幕する世界のウチナーンチュ大会ですが、毎回、大会で思うのは、沖縄から世界に飛び立っていった先人たちのご苦労ですよね。
そうですね。その関連の話題をひとつ。
約110年前、ニューカレドニアに移住したウチナーンチュと、その子孫の苦労を描くドキュメンタリー映画が制作されます。
沖縄からニューカレドニアへの移民は1905年に始まり、鉱山で働く労働者として約820人が海を渡ったとされています。その苦難の歴史を描く映画「ニューカレドニアからのマブイぐみ」。
10月17日の制作発表で、原作者の三木健さんは、「移民1世たちのほとんどが、戦後、日本へ強制送還され家族と引き裂かれた歴史を知ってほしい」と制作への意欲を語りました。
今後は、27日に開幕する世界のウチナーンチュ大会で沖縄を訪れるニューカレドニアからの訪問団の密着取材などを進め、2017年夏の公開を目指すということです。