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石垣島や西表島に生息する国の天然記念物で絶滅危惧種のカンムリワシが、交通事故に遭うケースが例年の2倍に増加していることが分かりました。
石垣自然保護官事務所によりますと、カンムリワシの今年の交通事故発生件数は10月14日現在で8件あり、このうち5羽が死んでいます。さらに、今年9月以降の1カ月間だけでみても4件の交通事故が起き、例年の倍の数字となっています。
カンムリワシは、秋から来年の春にかけて幼鳥の独立や、巣作りのため餌を求めて道路に現れる頻度が高くなるということです。
自然保護官事務所では道路で死んだ生き物を餌として食べている際に犠牲になるケースが多いとして、ドライバーに「車のスピードを落として運転するよう」注意を呼びかけています。