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15日午前、那覇空港を出発した民間機が機体トラブルを起こし、空港に引き返す事態が発生しました。
那覇空港事務所によりますと、15日午前11時過ぎ、那覇空港発成田空港行きのピーチ・アビエーション・エアバスA320型が、離陸してからおよそ30メートル上空で車輪のトラブルを知らせる警告が表示されたため、那覇空港に引き返しました。
その後の点検で「ノーズギア」と呼ばれる車輪の脚に油が滲んでいるのが確認されました。表示された警告はノーズギアの油圧の低下を示しているもので、油圧がゼロになると、車輪の出し入れができなくなるということです。
このトラブルで乗客112人に影響が出たほか、正午すぎからおよそ4分間滑走路が封鎖され、空港を離着陸する26便に最大28分の遅れが出ました。
現在、関西空港から駆け付けた整備士がトラブルの原因を調べています。