QABとベトナム国営放送が共同で制作するドラマ「遠く離れた同じ空の下で」県内シーンの撮影が行われています。どんなドラマになるのか、撮影現場を少しのぞいてきました。
真剣な表情で役者やスタッフが挑んでいるはQABが開局以来、初のドラマ制作に挑戦したタイトル「遠く離れた同じ空の下で」の撮影風景ドラマは、沖縄を舞台に、テレビ局で働く英里とベトナム人留学生ハイの淡い恋を描きます。
ベトナム国営放送(VTV)とタッグを組みました。ヒロインを演じるのは、51人の応募者の中から選ばれた浦添市出身の宮城夏鈴さん。
宮城夏鈴さん「今回の作品が私にとって女優として初めての挑戦になるんですけれども、(英里ちゃんは)何か自分を表現したい、実力を見せたいと思い始めてベトナムに出会ってそこからベトナムについて調べていくうちに成長していくという役柄なんですけど、私もこの初挑戦を通して自分自身も成長していきたいなと思っています。」
ヒロインと恋に落ちるのはベトナムで人気の俳優クァンスゥさんが務めます。ドラマは、今月8日沖縄でクランクイン、めったに見られないQABの局内はもちろん県内各地でも行われます。
この日の撮影はきのうの那覇大綱引の会場で行われました。失敗が許されない一度きりの撮影。時間とタイミングの戦いです。この場面は、ドラマの中で2人の距離が縮まるという重要な場面。ヒロインの宮城さんも緊張している様子です。
朝早くから行われたこの日の撮影は、午後7時過ぎに終了。沢山のエキストラも協力してくれました。
宮城夏鈴さん「沖縄の人たちが改めて沖縄のいいところを発見したりだとか、ベトナムの人たちが沖縄良いなって思ってくれるような作品が最終的に出来たらすごく嬉しいなと思います。」
ドラマ「遠く離れた同じ空の下で」はQABでは来年3月に放送されます。是非ご期待ください。