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那覇市の約9割が焼け野原になった「10・10空襲」からきょうで72年。慰霊祭が営まれました。
72年前の10月10日、県内全域を襲った大空襲では約670人が死亡、那覇市では90%以上が焼け野原になりました。10日の慰霊祭には多くの遺族が参列しました。
慰霊祭で那覇市連合遺族会の瑞慶山良祐会長は「戦争遺族を2度と出してはならない。今後も、今まで守ってきた戦没者への哀悼の誠を子々孫々まで継承させ、この地が平和の発信地となるよう頑張る所存であります」と話しました。
一方こちらは、沖縄都市モノレールが企画した10・10空襲を追体験する催し。モノレールで那覇市の街並みを回りながら、当時の街並みと見比べ戦争について考えようというものです。
参加者は「目で確かめたんで、(空襲時は)確かに大変なことだったなと思う」と話していました。
参加者らは、車窓の景色の向こうに72年前の空襲の恐ろしさを見つめているようでした。