※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
8日午後、菅官房長官が翁長知事と会談し、アメリカ軍北部訓練場を年内に部分返還させる方針を正式に伝えました。
知事公舎で行われた会談で菅官房長官は、北部訓練場のおよそ半分を返還する条件となっている東村高江のヘリパッド建設を年内に完了させる見通しが立ったとして、今後、年内の返還に向けアメリカ側と交渉していく方針を正式に伝えました。
会談後、翁長知事は記者団に対し、「県の方針としてもそれは早めに返してくれということなので、大変その意味では歓迎しながら返還については承った」と答えました。
この後、菅官房長官と翁長知事が那覇市内で非公式に会っていました。この会談はおよそ30分間で、安慶田副知事や新里県議会議長も同席しました。国と県とで対立が続く辺野古の協議などを巡り政治的な議論が交わされたものと見られます。