こんばんは、スポーツです。まずは県高校野球秋季大会の準決勝です。来年春のセンバツ甲子園へとつながる九州大会へ進む2校が決定しました。参考来年のセンバツ甲子園へ繋がる九州大会への出場切符、2枚をかけ、ベスト4が激突した準決勝各チームの応援団も甲子園を意識して、盛り上がりました!
勝てば九州大会出場が決まる準決勝。第1試合は、ベスト4トップのチーム打率を誇る第1シード・美来工科、対するはここまで4試合、失点0の那覇。
攻める美来工科、守る那覇のどちらに軍配があがるかが注目された試合は、3回ウラ、美来工科が2本のヒットなどでチャンスを作ると、打席に3番・山川倫輝。
美来工科・山川倫輝選手「自分たちのバッティングをすれば、点を取れると思いました。」
今大会、那覇から初めて得点を奪います。一方の那覇も、美来工科の追加点を防ぐ好返球を見せるなどここまで勝ち上がってきた持ち味の守りを発揮します。しかし、上回ったのは、打の美来工科。追加点を挙げ、迎えた8回。打線が目覚め3連打などで満塁とすると、1番・古謝僚人。
コールドを決める走者一掃のタイムリー。12安打で打ち勝った美来工科が初の九州切符を手にしました。
美来工科・山川倫輝選手「目標にしていた九州大会なので非常に嬉しいです。(九州でも)打ち勝ちたいです。」
続く、第2試合興南対知念は、両エースの意地が激突しました!知念のエース・大城拓巳は2回戦で右手中指を負傷。ケガをおして、このマウンドに上がっていました
知念・大城拓巳選手音かぶせ「(指が)まっすぐにならない状態でとてもきつかったんですけどチームのためにエース番号背負っているので。」
大城は、ケガを感じさせない投球で6回まで興南打線をわずか1安打に抑える好投を見せます。しかし、7回、2アウトから2本目のヒットを許すとここで興南が動き、代走・里魁斗を送ります。
足で揺さぶられた知念は、ここで痛恨の2つの悪送球。1点を奪われます。反撃したい知念打線は、直後の8回、2アウトながら同点のチャンスを作ります対するは、興南のエース・上原麗男。
興南・上原麗男選手「技術うんぬんでなく、気持ちが上の方が勝つと言っていたので。」
エースの投げ合いを制したのは興南。2年連続九州大会出場です
知念・大城拓巳選手「冬トレでもっと鍛えて、周りからの期待に応えられるように春夏全部獲りにいけるように頑張りたいと思います。」
興南・上原麗男選手「(九州では)ピッチャーとして0点に抑えられるように完封・完投できるようにしていきたい。春のセンバツに出場できるようにしたい。」
勝った美来工科と興南は、来月22日に大分で開幕する九州高校野球大会に出場します。