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沖縄では生活に欠かせないという人も多い車の運転免許証。ただ、一方で高齢者ドライバーの事故も増えています。そんな中、宮古島ではある卒業式が行われました。
9月29日宮古島警察署で行われた「安全運転卒業式」。宮古島では2016年、70歳から92歳までの48人が免許証を自主返納していて、29日はこのうちの27人が出席しました。
式では、卒業生を代表し、70歳を機に自主返納を決意したという長嶺恵子さんが挨拶しました。
「これからもみなさん元気で歩くようにして健康に努めていきましょう」と話していました。
運転免許証の自主返納制度は、高齢に伴う体の衰えなどに不安を感じる人が自主的に免許の取り消しを求める制度です。
宮古島署によりますと、宮古地区の70歳以上の高齢者で運転免許を持っている割合は全体の15.7%で、県平均の約2倍にもなるということです。