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東村高江のヘリパッド建設現場で防衛局が造成している工事用道路の規模が事前協議の内容よりも大規模になっていることがわかりました。
防衛局が林野庁沖縄森林管理署に提出した事前協議書によると工事用道路の規模は幅3メートル長さ1.4キロメートルで木の伐採は3732本となっていました。
しかし市民団体の調査で実際には幅3.8メートルから7.6メートルになっていることがわかりました。
沖縄防衛局は「伐採にあたっては森林管理署の同意を得た範囲で実施している。手続き上問題は無い。幅3メートル、伐採範囲4メートルで許可を受けているというとらえ方は誤りである」とのコメントを出していますが平和市民連絡会の北上田毅さんは「幅3メートルの道路を造るために、幅4メートルの伐採をすることになった。道路幅が広くなったので、伐採幅も4メートルにとどまっていない。そういう意味では森林管理署との事前協議、許可の内容を大きく逸脱した違法行為としか言いようがない」と話しました。
北上田さんたちは「工期を短縮するために大規模伐採も伴う工事用道路の造成が行われているものとみていて、環境に大きな負荷がかかると憤っています。
一方、林野庁森林管理署では9月29日、高江で現場視察を行う予定です。