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城跡から見つかったのは沖縄から遠く離れた古代ローマのコインでした。
勝連城跡で見つかった10枚のコインのうち4枚は、3〜4世紀頃古代ローマで発行されたものとみられます。また、1687年当時発行と刻印されたオスマン帝国のコインも1枚発見されました。
9月27日、勝連城跡にはこの大発見を知った観光客らが足を運びました。鳥取からの女性観光客は「景色も凄くいいです。このニュースを見て来てよかった」また、別の男性は「そういう古いお城から古代ローマのお金が見つかったなんて凄いロマンを感じます」と話していました。
これらのコインは2013年度の調査で見つかっていましたが、2016年に入り、人物の肖像が彫られているなどの特徴に専門家が気づき、X線検査などを経て特定したということです。うるま市教育委員会・横尾昌樹主任主事は「想像ばかり膨らみますね。貨幣として流通していた可能性は低いかもしれないですけどもいろいろ可能性が考えられますね」と話していまいた。
コインは城跡の広い範囲で見つかっているためうるま市では今後周辺をさらに詳しく調査することを検討しています。