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議長の進退問題で混乱が続く那覇市議会。
9月21日、議長の辞職を求める4度目の決議を賛成多数で可決しました。議会の正常化へと進むのでしょうか。21日の本会議では、反議長派の議員らが提案した議長の辞職を求める再勧告決議案が自民党や公明党などの賛成多数で可決されました。
議長の辞職を求める決議はこれで4度目で、極めて異例の状態です。
議長への再勧告決議案は、先週、金城議長が、11月に那覇市で開催される全国市議会議長会の役員会まで辞任しない意向を固めたことに対し、納得しない反議長派が辞任を求めて提出したものです。
反議長派の公明党翁長俊英那覇市議は「不信任を決議された議長がそのままいるということが、不正常な状況だと思っているので、本当に直ちに、速やかに議長が職を辞すると、これが議会正常化の根本だと」話しました。
一方、那覇市議会の金城徹議長は「私は常々、決議は重いというふうに発言もしている。しかし、その決議を乱発している根拠、非常に聞いていて希薄で妥当性がないと思っている」と話しました。
対立が続く那覇市議会は、議長辞職を決議した市議らが退席、23日以降も開会のめどは立っておらず市民の生活に関わる重要案件が審議されないまま混迷を深めています。