さてきょうは、国頭・大宜味・宜野座の3村にまたがるやんばるの森が国立公園に指定されたというニュースをご紹介しましたが、きょうは、そんなやんばるの大自然の新しい楽しみ方、「グランピング」の話題をお伝えします。実近さん!
実近「私は今、名護市の屋我地に来ています。ここは、羽地内海に面した、静かな森の中ですが、こちら、ご覧ください。たくさんのキャンドルの明かりに照らされてテーブルや椅子、そして奥にはひときわ大きなテントもあります。一見、キャンプ場のように見えますよね。ただ、設置されているテントも大きいですし、一つ一つの小物もすごく雰囲気があり、しっかりとセットされているんです。」
キャンプにしては、ずいぶん豪華ですね!
実近「そうですよね。実はこちら、キャンプ場ではなく来月にオープンする、県内初の「グランピング」専用の施設なんです。」
実近さん、「グランピング」初めて聞きましたがどういう意味なんでか?
実近「では、こちらでご説明します。「グランピング」というのは魅力的、あるいは華やかさを意味する英語の、グラマラスとキャンピングをあわせた造語で、ちょっと贅沢で、華やかな雰囲気の中で快適さも、ホテル並み、という全く新しいキャンピングスタイルといわれています。」
自然を味わいながら、リゾートホテルの感覚で泊まれるというのは贅沢で、憧れますね。
実近「こちら、静かな羽地内海に面するナンマムイ、ネイチャーリゾートには、広さ3000坪の森の中に、8つのグランピングのエリアがあって、来月10日にオープンします。」
すごいですね、海が一望できるんですね。
実近「はい、絶景でしょ〜。では、テントの中にもお邪魔しましょう。」
えーっベッドもあるんですか?
実近「そうなんです、中はとても広いですし、ベッドが2つ用意されています。」
実近「季節の花もあって、雰囲気を盛り上げています。ここは、本当に、これまでの「キャンプ」というイメージとは全く違っていますね。テーブルもありますし、こちらには冷蔵庫もあって電化製品もおいてあるんです。」
ホテルの部屋みたいですね。
実近「そうですね。快適さで言えばホテルとあまり変わらないかもしれませんね。それと、このテントの中にいるとまるで秘密基地のような、異空間に入った感じでホテルより、さらに、ちょっとわくわくしてきます。」
いいですね、またキャンドルの光に照らされているのが雰囲気いいですね〜、泊まってみたいですね〜。
実近「はい、それでは、また外に出てきました。ではここで、この施設の方にお話を聞いてみます。ナンマムイ、ネイチャーリゾートの川端さんです。川端さん、まさにグラマラスという言葉がぴったりあった施設ですね。」
川端さん「はい、リラックスしていただいて、ホテルと同じような快適さで、かつこの大自然を肌で感じてほしい、という施設になっています。」
実近「グランピング専用施設としては県内初ということですがとくにこちらのこだわり、というのはどういった点ですか?」
川端さん「はい、3000坪に8つのサイトという、ゆったりとした作りですから、本当に若いカップルか、あるいはシニアのカップルの方が、ゆったりと自然の中で自分たちの時間を楽しむ、そんな施設になっています。」
実近「そうですね、こちらにいましても、森の中を抜ける風の音や、鳥の鳴き声が聞こえてきて、本当に、やんばるの森の中にいるんだなという感じがします。」
国立公園のやんばるの森を、朝まで、体感できる感じですね。
実近「そうですね。さて、こちらもご紹介したいと思うんですが、全てのサイトには、このように専用のトイレとシャワーが設置されているんですが、実は、こちらは、総ヒノキ製で、近づいただけでヒノキのいい香りがするんですね。中にはシャワーを使いながら、海を見ることもできる窓もあります。もちろん全てのサイトに専用のトイレとシャワーがあるので、本当に、自分たちのデッキから外に出なくても快適に過ごせるようになっているんです。」
いやー、本当にホテルと同じ快適さですね。
「そうですね、ただ食事は、施設内のレストランでいただくんですが、最後にこちらの施設、自慢のお料理をご紹介したいと思います。今日は、特別に、お料理を持ってきていただきました。こちらはマンゴーカレーです。」
美味しそうですね〜
おいしそうな匂いはお届けできないのは残念ですがこの辺で中継場所からお別れです。