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県は大型MICE事業に絡む用地購入に一括交付金を使う方針でしたが、国が難色を示したことからおよそ50億円を県の借金にあたる「県債」で対応することがわかりました。
県は、大型MICE建設予定地のうち西原町にある埋め立て地の購入費用に一括交付金を充てる方針でした。しかし、この用地は県の特別会計により造成された土地であり、国はこの土地の購入費用として一括交付金を使うことに難色を示したものです。
そのため県は一括交付金の活用を断念し、用地購入費のうち50億円を県債で賄うことにしました。
県では「大型MICE事業は別の予算で進め、一括交付金についても有効に使いたい」と話しています。