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9月にハワイで開かれる世界最大規模の環境会議で、辺野古に関する勧告が決議される見通しとなりました。
8月29日、県庁では会議に出席するジュゴン保護キャンペーンセンターのメンバーらが会見を開きました。IUCN国際自然保護連合には約1200の組織と1万1000人の科学者たちが加盟していて、4年に一度総会が開かれています。
2016年は辺野古の埋め立てに伴う土砂搬入で危惧されている外来生物の混入問題が審議され、勧告が決議される見通しです。
会見で、ジュゴン保護キャンペーンセンターの吉川秀樹さんは「日本政府が環境アセスで影響がないということで基地建設が進んでいます。ですからもう一度、世界の専門家の英知を集めてもらって、本当に環境に影響が無いのか、議論してもらう」と話します。
今回は名護市の稲嶺市長も出席する予定です。この会議では、これまでにも環境アセスメントの実施や、ジュゴンの保護などを求める勧告を3度決議していて、環境NGOではこうした積み重ねで国際社会からの圧力をかけ、辺野古の新基地建設阻止につなげたい考えです。