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ゆいレール駅でエレベーターなどが6つ同時に故障していた問題で、このうち3つが9月中に復旧する見通しとなりました。
この問題では、ゆいレールの各駅でエレベーターやエスカレーターの部品合計396個の交換が必要としたメーカーの指摘が放置され、故障が長期化していて批判が高まっています。
車いす利用者の仲根健作さんは「エレベーターまたはエスカレーターを使わざるを得ない人たちがどんなに困っているのかという『困り感』が、行政なり所管しているところがどこまで洞察してくれてるのかなと」話していました。
8月23日の会見で県は、管理する3つの駅で、当初12月末までかかるとしていた復旧を部品の調達ができたとして来月末に早まると次のように発表しました。「おもろまち駅エスカレーター、及び儀保駅のエレベーターについては9月30日、古島駅エレベーターについてはについては9月9日に復旧する」
美栄橋駅で久田記者は「復旧が早まる駅もあれば、長期化する駅もあります。美栄橋駅のこちらのエスカレーターでは、修理するメーカーとの契約すら結ばれておらず、年末までこのままの可能性があります」と伝えました。
今後は、管理者を問わず、故障箇所の修繕費をモノレール社が建替えて早期復旧を優先する管理方法を検討していくということです。