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伊江島にあるアメリカ軍施設内できょうから始まった工事の様子です。その規模はこれまでの2倍、そして最新鋭の戦闘機も配備されるということで基地機能の強化が心配されています。
工事が行われているのはアメリカ軍伊江島補助飛行場内にある着陸帯。これは強襲揚陸艦の甲板に見立てたものです。
今回の工事は、この着陸帯をジェット噴射と下降気流を受け止める厚いコンクリートに造り変え、さらに面積をこれまでの2倍に拡張するというものです。
予算が組まれた2015年当時で、およそ43億円もの予算を継ぎ込むことが計画されていた工事。それは、オスプレイと同じ垂直離着陸型の最新鋭戦闘機F35の訓練を見越したものでした。
さらに、アメリカ軍が作成した図面にはもう一つ驚くべき計画が隠されていました。ここには、空軍使用のCVオスプレイの駐機場建設も予定されていたのです。
しかし、地元には、改修工事をするということだけで、F35やCVオスプレイの訓練については知らされていません。
島袋村長は「工事に伴って、普段の村民の生活に支障がないように」「F35とかCV22については、具体的な部分が示されたときに、基地強化とか、蘇民の負担増につながらないように、これは伊江村だけの問題ではないので」と話します。
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