※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
日米政府が進めているアメリカ軍牧港補給地区にある倉庫群を沖縄市に移転する計画について市長が受け入れる考えを正式に伝えました。
桑江市長「市長として、断腸の思いで受け入れる決断をいたしました」桑江市長は8月19日午後、防衛省で若宮防衛副大臣と会談しました。
この計画はアメリカ軍再編に伴い、沖縄市の嘉手納弾薬庫知花地区に浦添市の牧港補給地区にある倉庫群14棟などを移転させるものです。
沖縄市は受け入れの条件として総費用100億円以上とされる多目的アリーナの建設費用の補助などを要求しています。19日は沖縄市の振興策について話し合う協議会も発足していて、桑江市長は受け入れに踏み切った理由としてこうした条件が整ったことを上げています。ただ、地元では倉庫群の移転が基地機能の強化につながる。生活環境が悪化するといった反対意見もあがっています。