こんにちは、ここからはニュースQプラスです。夏の甲子園、球児逹の夢の舞台。県代表の嘉手納高校がきょう、ベスト8をかけた3回戦に挑みました。
手に汗握る、ハラハラドキドキの試合でした。嘉手納ナインの頑張りをご覧下さい!甲子園から沼尻さんです。
沼尻「(沖縄の少年野球チームの選手とともに)嘉手納高校3回戦に臨みます!」
少年野球選手「嘉手納、頑張って〜!」
沼尻「勝てばベスト8です。」
夏の甲子園2勝目、ベスト8を目指す嘉手納の3回戦。明徳に先制を許した3回ウラ、嘉手納も相手のミスに乗じホームを狙いますが・・・得点にはつながりません。
一方、嘉手納のエース・仲地玖礼は立ち上がり制球に苦しみ、4回、明徳打線につかまります。2点のリードを奪われ、なおも二塁、三塁のピンチで対するは、地方大会、打率6割を超える1番・立花。
このあと、さらに点目を許したエース仲地は5回途中でマウンドを降ります。これまでチームを牽引してきたエースの降板にナインが奮起。明徳義塾に食らいつきます
しかし、6回、再びのピンチ。ヒットとフォアボールで満塁とされると明徳義塾3番・西浦。
西浦の打球は、無情にも右中間スタンドへ。大会24号、満塁ホームランで0-10。万事休すと誰もが思う展開も嘉手納ナインは決して諦めていませんでした。
8回ウラ、嘉手納の攻撃。先頭は新垣和哉。ノーアウトで出塁するとここから嘉手納打線が目を覚まします!
1番幸地諒承、2番仲井間光亮が続き、3連打。1点を返すと、なおもチャンスでキャプテン・大石。
大石哲汰主将音「チームがチャンスでつないでくれたので自分も期待に応えられるように今までたくさんお世話になった人たちに、まだ諦めていないという見せられたらいいと思って、打席に入って。」
キャプテンの意地の1打が甲子園のアルプススタンド、地元・沖縄の応援団を沸かせます!さらに、まだ終わらない!4番・知花拓哉!5番・比嘉花道!
嘉手納野球の真骨頂、驚異の打撃力が甲子園を魅了します。最後の最後まで、決して諦めることはなかった嘉手納ナイン
その姿は、甲子園の歴史、沖縄の高校野球史に、しっかりと刻まれました。
大石哲汰主将「悔しいと言うよりは、たくさんの人に支えられて甲子園に来られたというのもありましたし、最後点を取った時も、たくさんの人が応援してくれているのがグラウンドにいて感じて楽しく野球をできた、感謝の気持ち、嬉しい。最後、ああいう形で諦めないという姿勢を見せられたのも自分たちとしては良かったと思います。」
一方、母校嘉手納の体育館でもナインに暖かい言葉が送られました。
少年「悔しいです(Qお兄ちゃん達がんばっていたよねなんて言葉かけてあげたい?)頑張ったねって言ってあげたいです。」
保護者「笑顔で帰っておいで、笑顔で帰っておいでっていう一言です。」