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自らの体験を語り続けてきた元ひめゆり学徒による戦争体験講話が11日、夏休み限定で再開されました。
ひめゆり平和祈念資料館では、証言者の高齢化により、去年3月に団体向けの「戦争体験講話」を終了させましたが、その後も体験者の話を聞きたいという声が多く寄せられていることから、今回、夏休みに限定し開催されました。
元学徒の新崎昌子さんは自らの戦場の体験を語るとともに「あの戦争を振り返ったときに、人を殺す、殺しあう戦争は二度とやっていけない」と参加者に訴えました。
参加者はそれぞれ「やっぱり戦争ってやったらいけないものだと思うし、命の大切さも分かる」「本とかではなく言葉で自分でどういう状況だったのかを想像しながら聞いて、やっぱり戦争は怖いなと思いました」と話し、71年前の戦場を体験した元ひめゆり学徒の言葉を、噛みしめるように聞いていました。
戦争体験講話は13日・14日も午後2時から開催されます。