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中国公船が排他的経済水域で管轄権行使か

尖閣諸島周辺の排他的経済水域で、中国の公船の乗組員が中国漁船に乗り込む姿が9日から10日にかけ確認され、海上保安庁が中国公船に対し警告しました。

第11管区海上保安本部によりますと、尖閣諸島周辺で漁業や資源の採掘ができる日本の排他的経済水域内で、中国公船が小型船を中国の漁船に横付けし、乗組員を乗り込ませたりする様子が9日から10日にかけ5回確認されました。

これに対し、海上保安庁の巡視船はその場で「日本の排他的経済水域内で漁業に関する管轄権を行使しているのであれば、認めることはできない」と中国公船に警告しましたが、応答はなかったということです。