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さて、障害者雇用が積極的に呼び掛けられる中、新しい雇用の形が注目を集めています。
インターネットのゲームを活用した障害者向けの就労支援事業所が那覇市にオープンしました。
障害者の就労支援施設としてオープンしたのは那覇市の「サンクスラボ」です。
一般企業での就労が難しい障害者を雇用する就労継続支援A型と、就労に向けて様々なスキルを身に付ける就労移行支援を行います。
そして、日々の業務の中核となるのが、この企業のグループ会社が開発しているユーザーが現在およそ70万人いるというこちらのインターネットゲーム。
サンクスラボ管理者・村上香織さん「実際にゲームの中に遊びに来てくださったユーザーさんにどうやって遊んだらいいか、というのを教えて差し上げたりとか、エスコートをして差し上げるようなユーザーサポートという仕事になります。」
サンクスラボ代表取締役・村上タクオさん「我々が働くスキルや環境、ノウハウを伝えていくことで、彼らがむしろ働く場として、今までインターネットが趣味や娯楽の場所だけではなくて、今後働く場にも変わっていくことができれば、非常に大きな希望になっていくのではないかなと」
実際の業務ではゲームの中に入って、新しいユーザーを案内したり、ゲーム全体の不具合のチェックの他マーケティング業務なども行います。
すでに17人の障害者が正社員として雇用されていて、今後さらにおよそ20人を採用していきたいと話しています。