先月行われた「高野山旗全国学童軟式野球大会」。全国の代表52チームの頂点に立ち、県勢初の栄冠を手にした世名城ジャイアンツ。
桃原竜平選手「チームを盛り上げる人がいっぱいいたから優勝できたと思います。嬉しかったです。」
部員は6年生10人を始め、東風平小学校の児童29人。週末を合わせ、週5日、練習に汗を流しています
金城洋史監督「守備はもちろんなんですが、守備に加えてことしのチームは打撃力、どの打順からでも点を取れると思っております。」
チームの持ち味は重点的に取り組んでいるバッティング。今大会の最優秀選手にも輝いた福原聖矢くんを筆頭に、6試合で49得点と打線が爆発。一方、基本練習を徹底してきたという守備も目を見張るほどの機敏な動きでボールをさばくことができます。
小学生離れした選手たちですが練習の合間には、素の表情も。
「アンパンマンがけっこう面白い。歳とってから見ると結構面白い。(Q.歳とってるって今何歳?)12歳。(笑)」
そんな彼らが、目を輝かせて見つめるもの・・・。それが、この日、隣の球場で新人大会に臨んでいた高校球児の姿でした。
宇地原丈智選手「かっこいい。」
福原聖矢選手「あんなふうになりたいなと思います。」
一生懸命練習に取り組む小さな選手たちの心には高校球児への憧れ、そして既に、「甲子園への夢」がありました。
宇地原丈智選手「夢は甲子園で優勝して、プロ野球選手になることです。」
桃原竜平選手「(夢は)甲子園に出場して、プロ野球にもいって、メジャーリーガーになることです。」
高校の練習も見学にいくという選手たち。高校野球では主流となってきている練習中の食事も取り入れ、体作りにも励んでいます
大きな夢を描く小さな球児たち。今月7日から開幕する全日本大会マクドナルドトーナメント、通称「小学生の甲子園」で全国2冠を目指します。
福原聖矢選手「絶対優勝して、沖縄に優勝旗を持って帰ってきたいです。」
最後は、「めざせ甲子園」風に…
「全国優勝するぞ~!お~!」