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違法確認訴訟 県側答弁書提出

名護市辺野古の埋め立て承認の取り消しをめぐり、あらためて国が県を訴えている裁判の第1回口頭弁論を前に、県は8月1日、福岡高等裁判所那覇支部に答弁書などを提出しました。

7月、辺野古の埋め立て承認について国は、翁長知事が国の指示に従わずに承認を取り消したままにしているのは違法だとして県を訴えました。これを受け県は1日までに、答弁書と準備書面を裁判所に提出しました。

この中で県側は、国地方係争処理委員会の決定では、国と県が協議するよう求めており、「知事は地方自治法のルールに基づいて問題解決のために積極的な措置を講じている」などと主張。承認を取り消したままにしている状態は違法ではないと述べています。

また県は翁長知事本人の意見陳述を認めるよう求めています。違法確認訴訟は今度の5日午後2時から福岡高等裁判所で開かれます。