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あすにも着工か 緊張続く高江で抗議集会 

22日にもアメリカ軍ヘリパッド建設工事が強行されるとして、東村高江では反対する市民らが21日に抗議集会を開きました。

北部訓練場のN1ゲート前では、市民らがゲートを塞いだ車両などの強制撤去を徹夜で警戒。また、県内各地からバスで現地に駆けつけた人たちも続々と座り込みに参加し、午後2時過ぎには約600人が参加して集会を開き、工事再開を止めようと声をあげました。

大宜味村から集会に参加した女性は「隣村でしょっちゅう(オスプレイが)飛んでいるわけですよ。絶対に工事はさせないということ」と話しました。また、高江に住む安次嶺現達さんは「(オスプレイの夜間訓練で)今現在でも自分たちの生活が破壊されて、この高江の集落には人が住めなくなるんじゃないか」と不安を話しました。

車両などの強制撤去は22日未明にも行われるとみられていて、市民らは引き続き24時間態勢で強制撤去と工事強行を警戒することにしています。

一方、明日22日、現場周辺で警察による検問と一部の道路が封鎖されるとの報道を受け、高江の住民など8人が検問の禁止などを求める仮処分を21日、那覇地裁に申し立てました。

会見を行った弁護士によると、現場周辺での検問は反対活動の制限を目的とした違法なもので、地域住人の生存権や移動の自由を奪うものだとして、県警などに対して検問の禁止と道路封鎖の中止を求めています。検問と道路封鎖が実施された場合は、今後は提訴していく構えです。