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古代歴史ロマンを乗せた舟の挑戦です。人類はどうやって大陸を渡り日本列島にやってきたのか、その謎に迫る壮大な検証が行われました。これは国立科学博物館などのチームが約3万年前に人類が沖縄にやってきた航海を再現したものです。
与那国島に自生する植物を束ねて作った、全長およそ6メートル幅およそ1メートルの草舟2隻は17日早朝6時頃、与那国島を出航。途中、潮の流れが速かったため、夜間の航行を中断し、伴走船によっての移動となりましたが、18日午前、およそ75キロ離れた西表島に到着しました。
この草舟のプロジェクトに参加し、関連する本も書いている人類進化学者の海部陽介さんは到着した後の会見で、「祖先逹は間違いなくこのルートで来ているので、必ずその答えを見つけたい。」と今後の実験に意欲を見せていました。