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高江ヘリパッド工事資材搬入

参院選の翌日に突然始まった、東村高江のヘリパッド工事に向けた資材搬入。

13日早朝も、反対する市民らを排除して大量の資材が運びこまれました。

午前6時17分、静かな東村の森に現れた大型のトラックや警察車両、その数およそ30台。荷台には、数十枚の鉄筋プレートや、仮設トイレなどが積まれています。

映像を撮影した住民は、「ヘリパッドの本格工事に向けて、作業員のプレハブを作るのではないか」と話していました。

大矢英代記者「3日目のきょうも住民たちの抗議を警戒してか、多くの警察官が警備にあたっています。」

高江の住民は「今造ろうとしているのはオスプレイのためのヘリパッドですから」「今でさえ、このオスプレイがずっと何日も10日以上うちの真上を飛んでね、子どもが学校に行けない状況。(ヘリパッドが作られたら)住めなくなるとはっきり分かる」

反対する市民は「(工事中断の)辺野古、(工事再開の)高江というのがどちらかを飴と鞭みたいな感じで、負担軽減っていうのに見える形(ですすめている)」

中谷防衛大臣「我々としても準備をしておりましたが、その準備が整ったということで実施をさせて頂いたということです。」

また本格工事に向けて、政府が7月19日にも、県外から300人規模の機動隊を投入する計画があることが分かりました。

これは辺野古に投入された機動隊のおよそ3倍の規模です。

工事を止めようとする高江住民たちの座り込みが7月9年目を迎えた中での突然の工事再開の動きに、住民たちからは不安と怒りの声が上がっています。