こんにちは、甲子園切符をかけた夏の高校野球沖縄大会は、きのうベスト4をかけた準々決勝が4試合が行われました手に汗握る熱戦、勝ったチームにも敗れたチームにもドラマがありました。
学校史上初のベスト8進出となった那覇西。準々決勝のマウンドには前日、延長13回、177球を投げ抜いたエース・赤嶺由生郎がいました。
赤嶺由生郎「疲れはあったんですけど、今日は先発で行くっていう決心はあったので、何も焦ることはなかったです」
試合は前原のエース山根との投手戦となり延長戦となります。1対1で迎えた延長11回ウラ。那覇西、満塁のピンチに、エース赤嶺。
すると続く12回表、エースの奮闘に那覇西打線が応えました。1アウトの後、1番からの3者連続ヒットで1点を加えリードします。
最後もエースと堅いバックの守りで那覇西、ベスト4進出です!
離島初の甲子園出場に導き、この夏、勇退する伊志嶺吉盛監督のもと強豪を倒し勝ち上がってきた八重山商工。1点を追いかける8回ウラ、2アウトながら一塁二塁のチャンスを作ります。
ここで伊志嶺監督が仕掛けます。意表を突くエンドラン!4番・キャプテンの仲嵩勇雅が期待に応え同点に追いつきます。
試合はその後、両チームの好プレーが光ります。その後互いに譲らずの展開は延長11回、八重山商工は1アウトランナー3塁のピンチ。
八重山商工、名将、最後の夏が幕を閉じました。
伊志嶺吉盛監督「出せるものは全部彼らは出したと思います。最後は甲子園に行って終わりたかったんですけれども。好きな野球がこんだけできたというのは幸せかな。」
伊志嶺監督「何を泣いてるんだよ泣くくらい悔しかったら上行って頑張ればいいよ、なぁ上行ってがんばれ。いいんだよ、胸張って八重山に帰ろう、下向いてもしょうがない。」
最後の最後まで伊志嶺監督らしい姿を見せてもらいました。お疲れ様でした。
その他の2試合はご覧の結果になっています。小禄と美里工業がベスト4入りを決めています。
以上の結果、今週土曜日の準決勝は嘉手納対那覇西、小禄対美里工業となっています
QABでは、準決勝・決勝の2試合を実況生中継でお送りしますまた、土曜日の午後5時から、試合の背景にあるドラマを速報めざせ甲子園でお伝えします。
この週末で甲子園出場校が決まりますぜひQABでご覧ください。