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暮らしについてお伝えしている「つながる」きょうは、子育ての話題です。

お母さんたちのやりたいこと応援する「子育てサロン」や新たな支援、「子育てシェア」を広げるお母さんたちの活動を紹介します。

「あたまかたひざぽん、目、耳、鼻、口、こちょこちょして〜はいオッケー」

つながる×「子育て支援」 子育てはみんなで助け合い01

先月末、北中城市にオープンした、子育てサロン。

立ち上げたのは、2児の母である、真喜志リエさん。これまで様々な場所でベビーマッサージ講座などを開いていましたが、今回、「子育てサロン」という形でお母さんたちが集まれる場所を作りました。

講座が終われば、おしゃべりタイム。きょうは赤ちゃんの皮膚トラブルの悩み聞きます。

真喜志リエさん「心配になるけど大丈夫だから。悪いものを出したりホルモンバラン図お母さんのおなかのなかにいたときのホルモンバランスの影響もあるから。自然のままの方がいいよ。」

初めて顔を合わせるお母さんも多い中、共通する子育ての話題で、会話が弾みます。

つながる×「子育て支援」 子育てはみんなで助け合い02

参加者「1カ月家の中にいたので、リフレッシュになりました。」

参加者「自分だけの趣味でなくいろんな人を繋げていける場所、とても大切だなと感じました。」

参加者「(Qサロンができたことについて)心強い。最高です。」

真喜志リエさん「お母さん業務しながら妻業をしながら自分のお仕事とか自分というのもある。お母さんたちがストレス無しは難しいけど、バランスとりながら、何かやりたいお母さんたちをひっぱって一緒に成長したいと思っています。」

つながる×「子育て支援」 子育てはみんなで助け合い03

一方こちらは、南風原町にあるキッズレストラン。この日はある、交流会が行われていました。」

ママサポーター「昔ながらの子育ての頼り合いの繋がりをもう一度つくってみましょう。」

東京で2009年に発足した「子育てシェア」を呼び掛けるアズママ。沖縄では1年程前から活動が始まっています。「子育てシェア」とは、つまり助け合い。子育て経験があり、講習を受けたママサポーターに子どもを一時的に預けられるシステムで、県内ではすでに600人ほどが登録しています。

「顔見知り」となった人に預けることが条件の「子育てシェア」。安心できると同時に、インターネットを通じて、複数の依頼をすることもでき、急なお迎えなどにも対応してもらえます。

参加者内地出身「お友達をつくって仲良くなってからなので安心。」

参加者母子家庭「私は母子家庭になるので、預けられる人が限られているので、みんなと繋がって預けられるようにできたらいい。」

「こんにちは〜きょうはよろしくお願いします。」

この日、高江洲さんは預かった4歳の男の子を自分の子どもとともに児童館や公園で遊ばせていました。

つながる×「子育て支援」 子育てはみんなで助け合い04

ママサポーター高江洲香織さん「自然に仲良くなって遊びはじめて、いろんなところに兄弟ができるかんじ。どちらかというと預かるというよりは見守っているかんじ。」

預けられていた子ども「なんだ早い」

預けていたママ「もっと遊びたかった?」

預けていたママ「2人連れてだと、荷物も多くて子どもに集中がいかなくて大変。1人だけでもいないと自分も余裕を持って買い物ができて助かる。自分が好きなことにも時間を使えるようになってきた。」

「子育てシェア」という一見、新しい支援の形ですが、核家族化が進む中で、「子育ては助けあってするという」、本来の子育ての形が活かされている取り組みではないでしょうか。