※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
16-06-28-02

在日アメリカ軍司令部は23日、フェイスブック上で、在日アメリカ軍専用施設のおよそ74%が沖縄に集中している現状について、「事実ではない」と投稿していたことが分かりました。

軍司令部は、23日の投稿で「在日米軍今週の事実」と題して、「日本における全ての米軍施設の75%か、それ以上が沖縄に集中していると言われていることは、事実ではない」と強調。

「実際には米軍専用施設の39%が、沖縄に存在する」と、面積ではなく施設の数で「75%」ではなく、「39%」と主張しています。

一方、防衛省の「防衛白書」では「面積にして約74%が沖縄に集中」と明記されていて、政府がコメントする際もこの数字が使われています。

面積が引用される理由は在日アメリカ軍の専用施設には日米地位協定で国内法や施政権などが適用されない区域という背景があるためです。

アメリカ軍の今回の書き込みの認識とさらにこの投稿が「慰霊の日」の23日に書き込まれたことに反発の声が高まりそうです。