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さて、梅雨も明け、沖縄も夏本番ですが、マリンレジャーに潜む危険について考えます。去年もお伝えした「リーフカレント」記者がその恐怖を体験しました。
リーフカレントとは、リーフの内側から外側へと潮の流れが起きる現象の事で、リーフ内の波が穏やかでも、リーフの切れ目から沖に向かって強い流れが起きていいて県内では昨年、リーフカレントの事故で人が亡くなっています。
上間記者「これから海上保安署の指導の元、リーフカレントの流れを体験したいと思います。」
目に見えない海流を解りやすくするために特殊な塗料を流します。すると流れが沖に向かっていく様子がわかります。きょうの訓練は海上保安官や警察などがたちあい行われました。
リーフの切れ目に差し掛かったあたりから、波とは逆に、沖へと流されていく様子が確認できます。
およそ40分、リーフの間を抜けて沖へとついてしまいました。
上間記者「潮の流れが急に早く、沖に向かって行ったりですとか、そこの流れが変わったりと言うのがあって、潮の流れが違うんだと感じました。」
中城海上保安部立石良介課長「まずは抗わずに、沖まで流れてしまう。ある程度流れが緩やかになったタイミングで、流れから脱出して陸案に向かって頂くというようなことが大切です。」
知っておくといざという時に役立ちます。怖い中城海上保安部では、リーフカレントの仕組みを理解し海のレジャーの際は十分注意するよう呼びかけています。