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沖縄戦を原点に 大城弘明さん写真展

ことしも慰霊の日まで1週間余りとなりました。

沖縄戦を原点として今の沖縄を見つめてほしいとひとりの報道カメラマンの写真展が15日から始まりました。

大城弘明さん「植民地ですよね、米軍のやりたい放題」元沖縄タイムスの報道カメラマン、大城弘明さんの写真展には、沖縄の本土復帰前後の時代、「沖縄を戦争のために使わせない」と闘ってきた住民たちの姿が写されています。

そんな大城さんの原点には、自身の祖母が体験した沖縄戦がありました。

大城弘明さん「(日本兵に)方言で受け答えしたらスパイだということで、かなり殴る蹴るの暴行を受けて、食糧を奪われて、その後体調を崩して、コチャの収容所で亡くなったんです。国は国益のためにしか、国益しか守らない。住民は絶対に守らないというのを気が付いてほしい」

沖縄戦を原点に、今の沖縄を撮りつづける大城弘明さんの写真展は那覇市の「不屈館」で開かれています。