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2人の3年生学生コーチ

めざせ甲子園、6校目のきょうは夏の第4シード、美来工科高校です。その強さの裏に、2人の学生コーチの力がありました。

3年生、最後の夏に向け練習に力が入る県立美来工科高校。春の大会では準決勝で敗れた雪辱にチームは燃えています。部員数は85人。この大所帯のチームをまとめ、陰ながらメンバーを支える3年生がいました。学生コーチの古謝力也くんと永玉榮翔斗くんです。

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眞玉橋監督「本当に助かっています。彼らがコーチになり、スコアもつけ本当に右腕として2人やってくれ たのでこのチームが成り立っていると思いますね」

目取真慶樹主将「2人には自分が見えないところで支えてもらっているので、本当にいないとダメな存在と言うか大切な存在です」

そんな二人がなぜ、学生コーチになったのかそれは1年生の頃、腰を痛めたことがきっかけでした。

古謝力也くん「選手出来ないっていうことが好きな野球ができないということが本当に悔しかったです」

永玉榮翔斗くん「(辞めたいと思ったことは)何回もありました。とても精神的にきつくて大変でした」

選手でなく、チームを支える舞台裏の仕事に悩んだこともある2人でしたが、それでも2人を支えたもの、それはやはり野球への情熱と、仲間への思いでした。

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古謝力也くん「チームの為、チームに勝ってほしいという思いで続けてきました」

永玉榮翔斗くん「ノック打ったりしてありがとうとかいつも助かっているよとか言われたらとても嬉しいです」

この夏、第4シードに名乗りをあげている美来工科、優勝争いに絡むチームの柱はエース・仲宗根登夢。カットボール、スライダー、カーブなど、多彩な変化球で打たせて取るピッチングが、持ち味です。

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仲宗根登夢選手「自分はバックを信じて投げるだけだと思っているのでどんどんボー ルを動かして打ち取ってバックと一緒に戦いたい」

打撃では、長打が打てる1番武内由伸を筆頭に、クリーンナップを任される3番砂川魅は、機動力も持ち味。頼りになる4番、田崎憲吾、5番、山里太壱など、長打を誇るバッティングは魅力です!

支えてくれる存在が、チームを強く大きくする!感謝の気持を胸に美来工科の夏が始まります!

仲宗根登夢選手「チームみんなこの2人の為にも甲子園行こうという強い気持ちはあります」

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目取真慶樹主将「あの2人の分までしっかりプレーで魅せて勝ちに行きたいです」

古謝力也くん「自分は選手としてできなくて15試合とかには力になることはできないので、死ぬ気で声出して勝たせたいと思います」

永玉榮翔斗くん「この3年間色々なことがあったんですけどこのチームで夏頂点とって 甲子園に出場して勝ちに行きたいです」

明日の放送は、向陽高校。そして、注目の組み合わせ抽選会も行われます。

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