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糸満市の平和祈念資料館では、戦争孤児について知ってもらおうという企画展が5月26日から始まりました。
平和祈念資料館の平田守学芸員は「子どもたちに生きのこった人たちも苦しい状況におかれるんだということを理解してもらって、戦争とはいったいなんなのか感じとってもらいたい」と話しました。
会場にいた戦争孤児の宮平盛彦さん(85)は「僕も家族6人全部いなくなって1人です。苦しかったこと、おのおのみんな違うんだよね。本当にひどいこういうもんだったよということしか伝えられない」と話しました。
会場には、収容所で過ごす痩せ細った子どもたちの写真が並んだほか、家族を失った体験を描いた絵や平和への思いを託した絵本など、およそ80点が展示されています。