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2016年10月に開催される、第６回世界のウチナーンチュ大会をＰＲするため、5月9日、アメリカへと出発する翁長知事が訪米を前に、東京で菅官房長官らに要請です。
9日午後、官邸を訪れた翁長知事は、菅官房長官と面談。安倍政権が取りまとめる経済・財政運営の指針いわゆる「骨太の方針」の中で、県が求める西普天間住宅地区の国際医療拠点や、沖縄科学技術大学院大学を中心とした知的・産業クラスターの形成。さらに、子どもの貧困対策にも重点的に取り組むよう求めました。
要請後、翁長知事は「これは（子どもの貧困対策は）、やはり沖縄県においては大変深刻な問題でありますので、国と県、関係市町村が全力を挙げて取り組んでいく決意を示しておりますので、改めて国のご支援をお願いしたい」と話しました。
これに対し、菅官房長官は、「方向性は同じ」と支援する考えを示したということです。翁長知事は9日夜、ハワイに向け出発します。