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貧困などが原因で、厳しい成育環境下にある子どもの教育について考えるシンポジウムが那覇市で開かれました。
沖縄大学で開かれたシンポジウムで、日本臨床教育学会の田中孝彦会長は「貧困が原因で学力が身につかない子どもの背景には、自分が成長しているという実感を得られない無力感、孤立感がある」と指摘しました。
その上で、教師による学習支援などにとどまらず、地域の人たちなど様々な場面で大人が連携し、貧困下にある子どもに粘り強く寄り添っていくことが重要だと語りました。