そもそもつまりの「そもつま」。きょうはこちら、県議会議員選挙についてです。さて、沖縄で県議選が行われたは復帰した1972年、今回で12回目になります。
投票日がちょうど1ヵ月後の来月5日に迫っていますが、皆さん関心はありますか?街で聞いてきました。
男性「なんでしたっけ?憲法絡みの?」「(投票には行かれますか?)行きますね。投票はいつも行ってるんですけど、でもなんか全然意識してなかったです」
女性「そうですね、保育園問題がちょっとやっぱり気になりますね。(お子さんいらっしゃると)そうですね、いるし、職場もなので」
男性「沖縄県議会議員選挙、はい、それは全然わからなかったな」「辺野古も絡んでくるでしょうから、そこはやっぱりしっかりした答えを考えないといけないと思うんですよね」
女性「あ、選挙の日。(正解)選挙ですね(よくわかりましたね)はい、(関心りますか?)うーん、あんまりよくわからないです」
男性「ちっちゃい子もいるんですけども、保育園の問題であるとか、今は産休で休んでるんですけども復帰した時にすぐに入れないというのが今すごい心配でして、そういう福祉関係、児童関係を真剣に考えて下さる方を選びたいと思います」
みなさん、関心はあるということですが、ただ実際の投票率は他の選挙と同様、下がっています。
過去11回の投票率です。いちばん高かったのは、1976年の第2回で82.28%。その後、徐々に低下していきます。それでも2000年の第8回までは60%台で持ちこたえていましたが、2004年以降は50%台、前回は過去最低の52.49%まで落ち込んでしまいました。
県選挙管理委員会でお話を聞いてきました。
県選挙管理委員会・仲嶺 潤主任「政治に関する関心がとても薄れていると、いう事が大きいと思われます。例えば、票を入れても何も変わらないでありますとか、あるいはですね最近政治不信を買うような出来事も多く報道されているようなところですので、そういった報道を見て、政治に関わりたくないとか、そういった考えを持たれてる県民の方が多いのかなと」「選挙は皆さんの声を政治に届ける貴重な機会となります。私どもとしては皆さんに選挙に行っていただき、皆さんの声を沖縄の未来につなげるような形でやって頂ければと思います。ぜひ皆さん選挙に行ってください、お願いいたします」
そこで、ぜひ皆さんに関心を持っていただくために、ポイントを一つだけ、ご提案します。それは、県議選だけど、実は翁長知事の「中間テスト」!
こちらが現在の議会の与野党の人数です。定数48、1人欠員なので、知事を支える与党が24人と過半数を確保していますから、翁長知事は予算や政策を確実に可決し、安定した県政運営を維持できました。
今回立候補を表明している方々は70人。与野党の構成はご覧のようになっています。翁長知事が与党多数を維持できるかどうか、今回の選挙結果によって、今後の翁長県政の行方も変わってきます。
つまり!県議会議員選挙だけど、実は!知事の1年半も評価される選挙。こんな視点で、ぜひ考えてみてください。投票は来月5日です!