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5月3日は「憲法記念日」です。「憲法改正」がこの夏の参院選挙で大きな争点になると見られる中、憲法改正をめぐる2つの集会が県内で開かれました。
憲法普及協議会が主催した講演会では、作家で明治学院大学国際学部教授の高橋源一郎さんが講演。「民主主義は世の中を変えるための道具だ。参加することで自分が変わり、コミュニティも変わる」と指摘。個々人の問題意識を尊重する民主主義の本質を分かりやすく説明していました。
また、その後のトークセッションではシールズ琉球の元山仁士郎さんが、「政治に対して声を挙げるのは民主主義では普通のこと。高いハードルを下げていきたい」と話していました。
一方、改憲派は新たな憲法の制定を目指す集会を那覇市で開きました。集会では、麗澤大学の八木秀次教授が講演し、憲法9条を改正して、国軍としての自衛隊を持つことを明記するべきだと主張しました。
また、「近隣諸国から一番影響を受けている沖縄から改正の声を上げることに意味がある」と述べました。